精子も卵子と同じように性腺刺激ホルモン(LHやFSH)の刺激を受けて分
裂し成熟します。そのため、ストレスなどで性腺刺激ホルモン(LHやFSH
)の分泌が低下すると精子数の減少・運動率の減少が生じます。また射精
と射精の期間が長いと精嚢腺に溜って古くなった精子の運動性の低下が
見られます。
対策としては、1)週末にゆっくり休養し平日も睡眠の質(時間・深さ
・楽しい夢など)を改善する(ストレスが軽減する事があります)。2)積
極的に写真集や映画を観賞する(目からの刺激は性腺に有効です)。3)排
卵日の射精の前の間隔を3〜4日間にする(運動精子が増える)。4)ご主人
が漢方薬を服用する(八味地黄丸や補中益気蕩などが良いようです)。5)
運動精子をswim-upという方法で集めて人工授精をする。6)体外授精か
顕微授精をする。などの方法が考えられます。
仕事が落ち着けば回復する可能性はあります。食事については別のHP
を検索して下さい。
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