昨年初頭に子宮筋腫の検査を受診したものです。
治療の必要なく様子見しようということでした。
定期健診をしなくてはいけないのですが、
現在妊娠を希望しており、基礎体温を計り排卵日を予測したりして臨ん
でおりますが結果に至らずで不妊検査をしようと考えております。いつ
頃検査をしたらよいのでしょうか？
２日後が生理が始まる予定です
予備知識がありません。お教え下さいませ。
今年38歳です。

1）ご本人の一番都合の良い時間に(電話で予約を入れて)受診して下さい
。いつでも受診できるのであれば、月経終了後(月経から7日目以降)〜排
卵(28日周期の方では14日目)までの、子宮内膜が確認でき易い時期にお
願いします。不妊検査の時期はその結果で判断すれば良いでしょう。
2）当院に通院中の方であれば、直接「e-mail」をお願いします。

いつも、この掲示板、参考にさせていただいています。
今回、担当医の先生に質問し辛くて、申し訳ありませんが、教えてくだ
さい。

私は、妊娠希望で、若干、高温期が短めなのと、排卵後、直ぐに高温に
ならない為、高温期のホルモン補充をしてもらっています。
実は、２周期前から主人の転勤に伴い、転院して、今回の転院先の先生
は、高温期のホルモン補充は、元々、注射でする先生のようです。「う
ちは、注射で管理します！」と言われました。それで、先周期、初めて
注射でのホルモン補充をしました。以前の病院では、デュファストンの
服用でした。先周期、注射によるアレルギーを起こしたようです。先生
に伝えたら「この注射でアレルギーを起こす事は無い！」と言われたの
ですが、あまりにも酷くなるので（痒みと腫れが１週間位続きました）
、皮膚科に受診したところ、多分、注射によるアレルギー反応と言われ
ました。お尻に注射をしたのですが、注射の痕が腫れ上がり（直径３セ
ンチ位）、その周辺に蕁麻疹が出ました。蕁麻疹は足の付け根位まで広
がっていました。それで、今周期は、服用にしたいと先生に伝え、デュ
ファストンにしてもらったのですが…。１４日分出ています。今までは
、１０日分でした。
先生によって、多少の治療の仕方が違うのは理解できるのですが、同じ
薬の処方日数が違う事に不安を感じ、お薬ネットで調べたところ、１０
日〜１２日の服用とありました。なので、１４日は飲み過ぎなのかな？
と思って、不安です。
元々、注射での管理しかしていないと言われて、私の我が儘で、服用に
変えてもらったような感じだし、転院先の先生に、今までと日数が違う
…何て言えなくて（聞けなくて）…。先生すみません。教えてください
。
それと、ホルモンの注射で、アレルギーって起こす事があるのでしょう
か？皮膚科の先生は、所見的にアレルギーと言われ、注射の成分なのか
、消毒のアルコールに反応したのか分からないと言われました。

お忙しいところ申し訳ありませんが、教えていただけたら、嬉しいです
。

　1）黄体機能不全があるようですね。黄体機能不全になると、1）子宮
の内膜が薄くなって着床しにくい、2）高温期が低かったり短かったりす
る、3）排卵後7日目(黄体期中期)のエストロゲン値やプロゲステロン値
が低い、など、が言われていて、不妊症や流産の原因になるという考え
方があります。確かに、不妊症や不育症の方には黄体機能不全が多く見
られ、それを治療すると妊娠がうまく行く事も多く経験します。しかし
、黄体機能不全の方でも自然妊娠してうまく行く事も良く経験します(反
論として「自然妊娠した周期の黄体機能不全が改善されていたため」と
いう説もありますが)。
　2）黄体機能不全の治療には2つの考え方があります。1つは、排卵した
後の黄体機能を改善する方法で、2通りあり、患者さん自身の卵巣の黄体
ホルモンの量を増やす方法(=hCGを注射して黄体を刺激する方法：排卵時
にhCG1回と排卵後1週間以内に1〜3回)と、外部から黄体ホルモンを投与
する方法(=黄体ホルモンの注射や内服)です。他の1つは、卵胞の発育を
刺激してより大きな卵胞を発育させたり複数個の卵胞を発育させて、そ
の結果、排卵した後の黄体機能を高める方法です(排卵誘発剤=クロミッ
ド等の内服やhMGの注射など)。通常の不妊治療では、両方法(内服による
卵胞刺激と、hCG注射による排卵誘発、その後の内服による黄体ホルモン
補充法)を行うケースが多いと思いますが、排卵が確認されていれば、排
卵誘発法と内服による黄体ホルモン補充法でも良いかもしれません。
　3）内服による黄体ホルモン補充には、デュファストン錠・ヒスロン錠
・プラノバール錠・ルテジオン錠などを処方します(妊娠5〜6週以降の黄
体ホルモンの内服は危険性を考慮してデュファストンのみとします)。当
院ではhCG注射後2日目から内服するように指示して12日間分を処方しま
すが、10〜14日間の服用であれば普通だと思います。
　4）hCGの注射で局所が真っ赤に腫れて痛くなる方が時々いらっしゃい
ます。アレルギー反応だと思います。

　先月（六月）初め頃、不妊治療の某病院で顕微授精を受けましたが、
上手くいかず（胚移植後１７日目に生理）、おまけに体調が崩れて、耳
鳴り、イライラ、息切れ等の自律神経失調症の症状まで出てしまい、今
は漢方も飲んで何とか生活出来る状態です。
　生理十一日目の昨日、病院で卵胞をチェックしたところ、自力で９mm
の卵胞があり、内膜は６mmと言われました。内膜６mmというのは薄いの
でしょうか。
　また、診てもらっている先生から「今日から、クロミッド25mg×五日
間（一日一回）飲んでください」と言われましたが不安です。
　普通はIVFの後は少なくとも一周期位お薬を止めた方がいいと聞いてい
ますし、自力で卵胞が出来ているのにクロミッドを飲まなければならな
いのでしょうか。
排卵誘発剤は、１１日目から飲んでも本当に大丈夫なのでしょうか？

1）胚移植後に17日目の月経開始は少し遅かったように思いますが、妊娠
初期の流産ではなかったのですね。採卵日(胚移植の2〜5日前)から数え
ても遅いような気がしますが。
2）体外授精の次ぎの周期は、体外授精周期に行った排卵誘発の影響が残
り、卵巣に卵胞嚢胞や黄体嚢胞が残る事があります。それらが残ったま
ま次周期の排卵誘発をすると、正常に発育した卵胞との区別が出来ない
ため、治療を休む事があります(その他には経済的理由で)。今周期は卵
胞嚢胞や黄体嚢胞もないので、排卵誘発は可能です。
3）体外授精周期の排卵誘発法として、月経11日目、内膜6mm、卵胞径9m
mで、クロミッド(1/2錠5日間)を開始するのが適切かどうかは、年齢(卵
巣の予備能)と卵巣機能(多嚢胞性卵巣症候群の有無、9mm以外の卵胞発育
の有無、過去の排卵誘発の方法と成績など)の状況が分からないので解答
が難しいと考えます。
4）対外授精目的の排卵誘発でなければ、(卵胞発育の遅い方などでは)月
経5日目より数日〜数週間遅れてクロミッドを開始する事は(それほど多
くはありませんが)結構あります(クロミッドに反応して良い卵胞発育が
あります)。