1) カンジダ(真菌)は膣炎や外陰炎を起こしますので、治療が必要です。
皮膚の中(真皮層)に菌糸や胞子が発生します。菌糸が発生すると強いか
ゆみやヒリヒリ感を覚え、胞子は再燃(再発)の原因になります。3〜4週
間の連続治療(週に1回の膣錠)と連日のクリームの塗布で治療します。
2) 大腸菌は、膣炎や膀胱炎の原因になります。大腸菌は鞭毛があって泳
いで移動するので、子宮の中に入れば、子宮内膜炎・卵管炎・腹膜炎な
どを起こします。また、尿道から膀胱に入れば膀胱炎を起こします。膣
炎だけであれば「クロマイ膣錠」で治療可能です。子宮や膀胱の炎症が
あれば、抗生剤の服用が必要です。
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