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Re: No.[393]
投稿者:さのウィメンズクリニック 投稿時間:2006/11/02 [木曜日] 09:01:58
 (説明)通常の月経周期では、1)生理が起きて子宮内膜が剥がれて出
血する、2)卵巣のエストロゲンによって子宮内膜が再生し出血が止まる
、3)その後卵胞発育が起こってエストロゲンが増加してその結果子宮内
膜が厚くなる(約8〜10mm)。4)卵胞の大きさが20mm(2cm)ぐらいになると
排卵刺激(LHサージ)が起こり、排卵する。5)排卵すると卵胞は黄体に変
わり黄体ホルモンを出す。黄体ホルモンには体温上昇作用(基礎体温が上
がる)・乳腺発育作用(胸が張る)・Naイオン蓄積作用(足がむくむ)などの
働きがあります。1)妊娠しなければ、黄体は12〜14日で消滅しますので
、黄体ホルモンが低下し子宮内膜が剥がれて生理が起こります。下記の
HPを見て下さい。
 ttp://www.sano-wq.net/TVS_menstuation.html
 (回答)2周期毎に不正出血があるようですが、おそらく厚くなった子
宮内膜が剥がれた出血ではないように見受けられます。原因としては、
A)子宮内膜が十分に再生しない時にエストロゲンが低下して出血した(胸
の張りがなく基礎体温の上昇もない)、B)エストロゲンの産生が少なく子
宮内膜が十分に厚くならない時に排卵が起こったため、子宮内膜が薄い
まま生理が来た。c)エストロゲンの働きを押さえる薬を内服した。など
が考えられます。



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