| | コンジローマ感染では「感染後8〜12週で鶏頭状の疣贅ができて、6ヶ
月ぐらいは発育し、その後は自然免疫の獲得によって縮小し退縮する」
、というのが通常の経過です。感染なので「おりもの」が増えたり、感
染後3〜6ヶ月頃が最も大きく腫瘤を自覚して、不快に感じます。時には
持続感染で再発を繰り返す方もいますが、2年間も放置していたのであれ
ば、自然治癒して消えている可能性もあります。
尖圭コンジローマの治療には外科的切除が一般的です(最近は塗り薬も
発売されました)。費用(初診料や再診料などを除いて)は切除のみ(局所
麻酔を含めて)で約3千500円、病理組織検査(初回切除時には必ずします
)を含めても約6千円ぐらいです。場所が子宮の入口(子宮頚部)だとコル
ポスコピー(拡大鏡検査)をしますが、1,500円ぐらい追加費用がかかりま
す。保険手術ですので10万円(3割負担の場合、実際の費用は34万円)は聞
き違いだと思います。
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