出血に関しては診察をしてみないと分からないのが原則です。生理の
時の出血がいつもと違う場合には、次ぎのような事が考えられます。1)
無排卵性の出血(通常の生理は排卵があった後にありますが排卵しなくて
生理が来た時:いつもある生理前胸の張りがないなど)、2)卵胞発育不
全(通常の生理は次の周期に排卵する卵胞の発育が始まっていて、そこか
ら出るエストロゲンの作用によって子宮内膜が修復され止まります)によ
って子宮内膜の修復が遅れて出血が長引いた(いわゆる「ホルモンのバラ
ンスが悪い」)、3)子宮の中(内膜)に筋腫・内膜ポリープ・内膜異常な
どがありそこから出血している、4)子宮内膜に炎症があり内膜の修復が
遅れている、5)子宮の中ではなく膣や子宮頚部から出血しているなどで
す。1年以内に婦人科検診を受けていますか。もし受けていれば今回は止
まったようなので、次回の生理まで様子をみましょう。1年以内に検診を
受けてない時や、次回も同じ症状が続くのであれば、婦人科を受診しま
しょう。
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