正常の女性の膣内には「乳酸菌」がいます。乳酸菌は、自然界では膣内
・糞便内・食品内・土壌内などに広く存在しています。膣内に錠剤する
乳酸菌は数100種類もある可能性があり、個人個人によって微妙に違うら
しいのです。多くの研究者達が、ヨーグルト菌などを含めて、最も優れ
た乳酸菌を求めて探究していますが、さて、どういう結果が出るか楽し
みです。
米国や日本の一部の大学や研究期間で「乳酸菌の膣錠=生きた乳酸菌を
凍結乾燥されたもので、融解後10〜数10%が生きている」の研究がされ
ています。「膣内の乳酸菌を増やす事で、カンジダ膣炎やガードネラ膣
炎の治療に有効ではないか」という考え方がその研究のテーマなのです
が、報告によれば「治療後〜数週間はある程度有効である」というのが
多いようです。一時的に、膣炎の症状が取れ、膣錠と同じ乳酸菌が膣か
ら検出されますが、途中で乳酸菌が消えて症状が再発したり、別の乳酸
菌に替わっているそうです(女性本来の乳酸菌が膣内に増えて症状(「お
りもの」や「かゆみ」)がそのまま消えれば治療は成功なのですが)。
ヨーグルトでも腐るように他の強い菌には勝てません。またカンジダ
などのように乳酸菌が増えると一時的に姿を隠し、抗生剤の内服などで
乳酸菌が減ったときに顔を出す迷惑物もいます。下記のHP(hを付けて入
力)を参考にされて下さい。
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%B3%E9%85%B8%E8%8F%8C
ttp://www.sano-wq.net/vaginaitis_swq.html
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