先生ご無沙汰しております。
以前、カルテ番号No12093で受診させて頂いておりました。

あれから8月からジェノゲストで内服治療をし、
チョコレート嚢胞も少し小さくなった様なのですが、
まだ子宮の状態が良くない様で、12月に採卵をし
2月上旬に子宮の様子を診ながら移植というスケジュール
となりました。(あくまで予定ですが)

採卵後に医師にPGTAの提案を受け、
自分自身も検査をうけるつもりだったのですが
1個の卵につき８万円という高額な医療費に
迷いが出ています。

転院先の病院では、何個でも良いし検査を受けても
受けなくてもどちらでも良いと説明を受けております。

(デメリットとして、
健康な赤ちゃんとして生まれる可能性のある胚が
移植に適さないと判断され、破棄される可能性を否定
出来ないともあったり等・・。)

先生なら、PGTAを勧めますか？
受診してご相談させて頂こうかなと思ったのですが
転院先の病院に言いだしにくくて、
掲示板を利用させて頂きました。

　まず、このような具体的な相談は掲示板ではなく当院へ直接メールを
下さい（診察券にメルアドあり）。当院の HPを毎日みることはほとんど
ありませんので回答が遅れる場合があります。また掲示板での回答では
、個人的な回答はできなくなり、多くの方への一般的な回答にならざる
を得ない場合がありますので、その点をご理解いただきたいと存じます
。
　
　大変難しい質問です。高齢であれば採卵しても受精卵を得る機会が少
なくなりますので、積極的にPGT-Aを考えても良いと思います。まだお若
いので今後あるいは今回の採卵で多数の受精卵を得られる可能性があり
ますので、良好な受精卵を全て凍結し、その中の１つを子宮内に移植し
て、予定したヘパリン療法を開始するのも一つの選択肢です。ヘパリン
療法でも流産するようであれば、残った凍結胚を解凍してPGT-Aを受ける
のも一つの選択肢です。現在の担当の先生のご提案に従うのも一つの選
択肢です。
　難しい選択かも知れませんが、採卵が終わるまでに考えれば良いので
はないでしょうか。

　もしヘパリン療法でも流産となった場合には「流産絨毛の染色体検査
」を必ず受ける必要があります。

お返事有難うございます。
メールでご連絡させて頂きます。

産後半年が経過しました。産後ずっと膣の痛み、不正出血、おりもの増
加、黄緑色のおりものに悩まされており、出産した総合病院を受診した
ところ会陰裂傷し縫合したところに親指大の肉芽ができているとのこと
でした。
手術での摘出をすすめられ、腰椎麻酔で2泊3日の入院と言われました。
しかし、子どもがまだ小さいため入院を悩んでいます。
レーザーや外来で取ることはできないのでしょうか。
ケロイド体質であり、摘出後に再び肉芽ができないかも心配です。

　お産の時の傷の治りが悪く、肉芽（にくげ＝瘢痕分の炎症によること
が多い）が出来る方が時々います。総合病院では腰椎麻酔で２泊３日の
入院加療かも知れませんが、小さな診療所（クリニック）では、0.25%キ
シロカシンEの局無麻酔で切除し、電気メスで出血点を焼灼止血して終了
です。約１０分くらいでしょうか（入院無しで日帰り）。その総合病院
のDrに近くの診療所を紹介していただけると思います。お願いしてみて
下さい。
　費用は、初診料（または再診料）+ 肉芽切除術（＝子宮頸管ポリープ
切除術）＋ 病理組織検査 + 病理学的検査判断料 + 麻酔料(0.25%キシロ
カシンE 5mL として100円ぐらい)、で合計7〜8,000円ぐらいではないで
しょうか？

遅くなり申し訳ありません。お返事ありがとうございました。
主治医と相談し、貴院を紹介して頂くことになりました。
悩んでいたので助かりました。
ありがとうございました。

　了解しました。受診の前に電話予約をよろしくお願い申し上げます。
何時に受信されても構いませんが、受診当日に肉芽切除は出来ないと思
いますのでご了承ください。まず診察をして、治療は肉芽切除術の予約
を行なった後日になります。切除後は、経過観察のために２〜３回程度
の受診が必要です。
　よろしくお願い申し上げます。