子宮頸がん検診(すメアテスト)ですが、子宮頸部(子宮の入口)を
「ブラシ」・「板ヘラ」・綿棒などで採取してスライドに塗ります。そ
の際に子宮頸部の細胞が十分に取れているかどうかで、「適正標本」と
「不適正標本」に分けます。「不適正標本」の多くは、1)細胞が十分
に取れてなくて診断が出来ない。2)血液が沢山混じって子宮頸部の細胞
が少ない、3)炎症等によって子宮頸部の細胞が変化し判断が難しい、
4)採取した細胞のアルコール固定が悪く乾燥している。5採取した細
胞が多すぎて重複し個別の細胞が見ずらい、などがあります。そのb梅は
「再検査を受けてくださ」との結果になります。
また稀ですが、整理中や不正出血中に行ったスメアテストのスライド
に子宮内膜の細胞が見つかって、そこから「子宮体がん」が見つかるこ
ともあります。
くるみさんの場合は検査時点では「生理は始まっていなかった」ので
、おそらく十分な細胞が取れていて「問題はない」と想像できます。結
果を待ちましょう。
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