掲示板


[返信する記事] 削除パスワード:
Re: No.[918]
投稿者:さのウィメンズクリニック 投稿時間:2013/03/18 [月曜日] 08:51:43
排卵誘発剤は、排卵障害(排卵が遅い、排卵する時の卵胞が小さい、黄体
機能が弱い)などの場合に使用します。内服ではクロミッド錠とセキソビ
ッッド錠を使い分けます。hMG注射にはhMGテイゾー、フェルチノーム、
レコンビナントFSHなどがあります。クロミッド錠とHMGは卵胞発育作用
が強力ですから、過剰排卵や多胎妊娠の可能性が高くなります。超音波
で卵胞発育を観察し複数個の卵胞発育がある場合はhMG注射とhCG注射を
中止し避妊を指導します。ただし治療期間が長く、排卵しても中々妊娠
しない方や、卵胞サイズに極端な差(たとえば卵胞径20mmと14〜15mmでは
一つだけ排卵する可能性が高く患者さんに説明してhCG注射を行う場合を
あります。2卵生の双子は超音波で卵胞発育を観察すれば予防できますが
、一卵性の双子は一個の排卵で双子になります(約200分の1ぐらい)ので
、予防はできません。



お名前:
メール:
URL:
タイトル:
コメント:
削除パスワード:半角英数4文字以上
文字色: