掲示板


[返信する記事] 削除パスワード:
Re: No.[54]
投稿者:さのウィメンズクリニック 投稿時間:2005/03/11 [金曜日] 16:15:07
担当の先生の意見が正しいと思います。1989年から習慣流産(不育
症=3回以上の流産例)外来を担当して約100例近くの患者さんを見
てきました。最後まで通院した方の約80%が出産した記憶がある
のですが、患者さんのデータが古いNECのパソコンで処理したフ
ローピーディスクに入っており、数回の移動等で読出す事が出来
なくなりました。読出せればデータをまとめて発表したいと考え
ている所です。流産の検査といっても多種に渡ります。1)卵巣/
黄体機能を含むホルモン検査、2)子宮奇形の検査、3)甲状腺機
能検査、4)感染症の検査、5)自己免疫疾患(LACを含む)の検査、
6)染色体検査、7)組織適合抗原検査、8)流産絨毛の検査などで
す。検査の結果では原因として最も多かったのは、1(と2)の子宮
や卵巣に原因があった方で約50%、最も少なかったのは4)の感染症
(約1%)と6)の染色体異常(約3%)でした。約20%は検査をしても原
因不明でした。検査の中には保険診療では検査できないのもあり
ます。検査をしても原因があからない事もあります。31歳はまだ
若いと思いますが・・・。まず妊娠されるか、もし検査をするに
しても目的をしぼってするべきだと考えます。



お名前:
メール:
URL:
タイトル:
コメント:
削除パスワード:半角英数4文字以上
文字色: