子宮腺筋症が子宮の後壁にありチョコレート嚢胞があるので、子宮内
膜症が子宮の後面にあって子宮と骨盤が癒着しているのではないかと考
えます。
(1)痛みは子宮が大きくなり(通常であれば骨盤から出て(骨盤内腔で
はなく)腹腔内で大きくなるのですが)内膜症による癒着のために骨盤か
ら子宮が出られずに骨盤内を引っ張り上げるための痛みではないでしょ
うか。入浴中に痛みが無くなるのは子宮の重力が骨盤内にかからなくな
るためではないでしょうか。
(2)もう一つの痛みの可能性は、子宮腺筋症の部分の局所収縮です。
もし胎盤が子宮腺筋症の上にあり、子宮の局所収縮が強くなれば「常位
胎盤早期剥離」となって出産前に胎盤が剥がれて大出血し「死産」とな
ります。
(1)の場合では入院安静、(2)の場合では子宮収縮抑制剤の使用
下の入院安静が必要です(帝王切開まで)。妊娠中に服用できる痛み止め
はカロナールしかありませんので、内服すべきです。また、早めに受診
して痛みの状態を説明して担当医の指示に従う事が重要だと思います。
胎盤の位置と子宮腺筋症の位置関係が重要だと思います。両者に問題が
無くカロナールが奏功すれば自宅安静でも可能かも知れませんが、診察
をしていないので判断はできません。
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